2011年3月4日

教育予算の工夫論

教育関係予算へつぎこむ工夫だが、おそらく基本的に最善なのは「放送大学」を、さらには国内放送のそれだけでなく現状で先進国系のそれをできるだけ安く受信できる契約を結ぶこと、で水戸から県内へ無償配信することだろう。
いまの国内のにかぎっては無料放送だから水戸の電波塔が中継ぎするだけでよく5分でできる。5分か5時間かそのあたり。

 あと、どうしても官僚趣味に傾く御県知事の御経歴から申して、教育の改良はもう海外委託したらいい。日本人など教育大国だったのは遥か昔というか20年前くらいでしかもあれはただの受験大国でしかなかった。つまり駄目教育なのだ。まじで。
結論からいえばイギリスの名門校(いわゆるラグビー校、オックスブリッジ)、あとアメリカの技術校(MITやIITをはじめ、ハーバードとかコロンビアとか)へ選抜教育委員を派遣し、かれらのまねを徹底し、うけた貴重なるアドバイスへ全面的に倣うべき。今のところ出来のいい優等生達からなにもかもをまなびとるしかない。
途上国群の必死さをみれば、中堅学力に平気で安住とかしてるとあっという間に不良グループへおちこみかねない。つまりは先進国内では学業の劣等生である日本人に学ぶことは殆どない。もしあるとすれば秋田の小中学生が置かれた物静かな環境と先生へ提出する作文ノートくらい。

御横浜育ちの矢野新一さんが天からふったあぶく銭金と豪華超高層ビルの群れを余しながら、この素朴なる梅の香に足るを知る質実藩へ「見栄っ張り」とか「成金趣味で自己主張」とほざく世知がらすぎるどころか最悪凡俗現世では、かねを使うより工夫する、もっぱら工夫しまくるという点が重大。しかも非常に。
単につかうだけではやつら本物の成金(明治以前は原野だったさがみの馬の骨)となんらかわりないし、江戸マスゴミのメディアスクラムにイバクーのときみたくまんま遭いかねない。西日本からやってきたなにもしらん御国税収で喰らわせられておられる前原大臣どのが御全国放送で軽く冷笑しながらね。
 ま、山形県とかわらん予算規模しかないというのを十分認識したほうがいい。外からどうみえてようと、合理的効率を追求するのみ。
あと旧県庁舎は、リノベーションすれば全然つかえるし、むしろ質実剛健の気概が感じられる明治っぽく佳い建物なので耐震補強で使いつづけるべし。あのヤバイ風格は質実藩でしかでない。薄暗く狭い地下通路ではパイプが普通にじか露出してたり中庭での寛ぎは完全無視とか。

こないだあのど阿呆都知事が一瞬で見栄を張るためだけに無駄遣いした400億の、3分の1程度しか全財産のない大々財政市民としては、水戸辺りにすら浪費されたら救われようがない。その危険度は薄々感じられるとして。
でそうなったらきっとわずかにこの市より財政規模のすくない高萩市長が県知事へ必ずしも伊達に辞表を帯刀せず、にこやかに嘆願してくれるはず。頼むから優等生からまなんでくださいと。浪費万歳の上級官僚趣味はどうか勘弁してくださいと。ま、後者は言わん(言えない)だろうけど。もちろん、これらはカモメ語でこそ書けるはなしだ。