「マスクと手袋して、
顔まわりいじらない、
手洗いと換気して、
ひとごみちかづかない」
1.コロナはどこかについてたのを手で触り、そのまま顔まわりいじり、吸い込んだりしたとき接触感染が多い → 帰ったら丁寧に手洗いする、外で使い捨て手袋・マスクし帰ったら密閉し捨てる(足りないなら煮沸消毒で再利用)、かつ外で口・鼻・目周りをいじらないよう注意するなどがおもな対策
2.コロナは水について飛ぶので、水がなくなると感染しない。例えば唾飛ばす距離の密室が危険 → 人との距離が唾がかからないほど遠いところなら安全、一定距離で人と接するなら空中の水分をはけるため部屋を換気する(通称「エアロゾル(煙霧体)感染」の防止)
3.コロナは極めて小さく、空気感染はしないので、マスクは感染者が唾とばしたとき顔周りにかかるのを防ぐ程の効果(飛沫感染の防止) → 全数検査以前に自分が感染者かわからないため、公共マナーとして自らの唾を飛ばさないようマスクはつけておくべき(1.の口・鼻・目周りをいじらない効果もある)
参考
カゼやインフルエンザも同様ですが、身体の入り口(目、鼻、口)にウイルスが侵入する経路とは? 岸田先生いわく、ほとんどは「手から口(鼻、目)」なんだそう。(引用URL(Suzuki Yuusuke Tumblrのpost)
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飛沫が「何か」(つり革や手すり等)に付着して、さらにそれを触った人の手にくっつく。そして、ウイルスがくっついた手で目や口、鼻まわりを触ったことで、ウイルスが顔まわりに移動し、それを体内に吸い込んでしまって増殖していくのです(=接触感染)。
「人間は、5分に1回ぐらいは無意識に顔に手をもっていくものなんです。目をかいたり鼻を触ったり口に手をやったり。だから、ウイルスが人間の身体に侵入する経路として一番危ないのは手、なんです」(岸田医師)
「手で顔を触ったって言っても、口を直接触ったわけではないのに……」と思うかもしれません。でも、人間は呼吸する生き物です。酸素を吸って、二酸化炭素を出す。シロナガスクジラがプランクトンをが~っと吸い込むみたいに、人間は口と鼻からたくさんの空気(微粒子)を吸い込んでいるんです。ウイルスはとても小さいので、口や鼻近くにくっついてれば、呼吸する力で吸い込まれちゃうんですね。
WHOも厚生労働省も繰り返し「手を洗って下さい」と言っているのは、そういうワケなんです。
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「つまりマスクは、大きな飛沫は制御できる(=だから咳をしたり鼻水が出るような人がすれば、周囲には有効)、直接口を触らない効果はある、という程度なんです。ウイルスを完全に防御することはできません」(岸田先生)
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飛沫感染するウイルスの場合、飛び出た飛沫の水分が蒸発してしまうと、飛沫核(ウイルス)は病原性(感染力)もなくなります。
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…今のところ、「空気感染」する伝染病は、3つしか発見されていません。
結核、はしか(麻疹)、水ぼうそう(水痘)です。
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新型コロナウイルスは、うんと小さいです。だから換気しちゃえば、あっという間に蒸発して飛び散り、そこで伝染性を失う。とにかく、密室はいけないってことですね。
(花房 麗子『 文系女編集者がわかるまで感染症医に聞いた「マスクが新型コロナ予防にならない」理由』からの重要部の引用)
中国の衛生当局は新型コロナウイルスの診療ガイドラインを新たに発表しました。このなかで、これまで感染経路について「飛沫(ひまつ)」と「接触」としてきたのを今回、新たに「閉鎖された環境で長時間、高濃度のウイルスの粒子を吸った場合、エアロゾル感染する可能性がある」と追加しました。――テレビ朝日ニュース「新型コロナ感染経路 エアロゾル感染の可能性も」 2020/02/20 06:08
研究論文を掲載したのは『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』という1812年に創刊された世界で最も権威があると言われる医学誌である。
執筆者は米国立衛生研究所(NIH)やプリンストン大学、米疾病対策予防センター(CDC)などに所属する計13人の研究者で、実際にコロナウイルスを使用して実験を繰り返し、空気感染によって感染は起こりうるとの結論を出している。
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論文の概要(要旨)の重要部分を翻訳したい。
「生きたコロナウイルスはエアロゾル化後、3時間まで生存することを突きとめた。銅(製物質)の表面では4時間、段ボール上では24時間、プラスチックやステンレス・スチールの上では2、3日の間、同ウイルスは生存していた」
「(中略)我々の研究結果によって、コロナウイルスはエアロゾルと媒介物によって感染しうるということが判明した」
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コロナウイルスは基本的には体液の中で生きるが、咳やくしゃみなどによってウイルスが空気中に拡散され、地面に落ちないで空気中に浮遊し続けながら生きることが、今回の実験で分かったのだ。――
堀田 佳男 『ついに証明された、新型コロナは空気感染する 世界で最も権威ある医学誌の一つに掲載された衝撃のリポート 』
(タイトルまま。精確には空気感染ではなく、中国の衛生当局と同じ見解の「エアロゾル感染」の可能性があるとの見解)
感染経路としては、咳やくしゃみによる飛沫感染と、ウイルスが付着した手で鼻や目や口を触ることによる接触感染がある。また、中国の衛生当局は飛沫感染、接触感染に加えて「閉鎖された環境で長時間、高濃度のウイルスの粒子を吸った場合」のエアロゾル感染も追加した。――
2019新型コロナウイルスによる急性呼吸器疾患
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/assets/diseases/respiratory/ncov/disin.pdf
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000176736.html
エアロゾルとは、飛沫よりも小さな粒子のことである。エアロゾルはくしゃみ等によって発生する飛沫とは区別されており、すぐに床面などに飛散することはない。また、水分を含むため飛沫核のように長距離を移動することなく、同じ空気中に一定の時間漂うことが主な特徴とされている。エアロゾル感染は、密閉された空間において長時間・高濃度のエアロゾルにさらされた場合に起きるとされており、限定された条件下で発生しやすいという点で通常の空気感染とは異なる。限定された条件下とは医療機関の診察室、タクシー車内などの密閉された空間を指す。
ただしこの用語は専門的なものではない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%B5%8C%E8%B7%AF#%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%82%BE%E3%83%AB%E6%84%9F%E6%9F%93
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200219/k10012292631000.html
https://www.j-cast.com/2020/02/10379312.html?p=all