2020年3月23日

感染源となっている東京・海外との無用な出入りを一時的に茨城県民一般が自粛、同県庁が封鎖するか出入り関税を設ける案

以下の計算によれば、東京は全数検査すれば約60万人がCOVID-19へ既に実態的に感染していると考えられるので、巨視的に一種の感染源(クラスター、cluster、房)状態になっているといってもいいだろう。そのことは茨城の4人目の感染者だけでなく、新潟、石川、福井の各県でも東京から帰ってきた人達が感染していたことでも傍証される。

 安倍官邸や小池東京都庁が五輪中止の判断を遅らせた為、それに伴う消極検査・実態数隠蔽策をとって感染が裏で急拡大しているのだろう。
 今日、会見で小池都知事はこの3週間のうち「首都封鎖はありうる」と発言した

 特に茨城県南人は通勤通学で都内に出入りせざるを得ない場合があるが、これまでの県内の感染経緯からも東京や海外を通じ県内に感染が広がっていく可能性が高い。いいかえれば騒動がおちつくまで茨城県民から不要不急の都内・海外への出入りを自粛する、また場合によっては県政の判断で都内・海外からの不要不急の出入りを期限つきで原則的に封鎖(仏政府らの模倣)が、茨城県側でできる感染爆発への対策である。
 この封鎖にあたっては一定の茨城県出入り関税を設け、社会的距離戦略を促すのも役立つかもしれない。

 新型コロナウィルス(COVID-19)の
韓国†1 見かけの感染率 4.1% *1 †2

東京都の人口 1394万2856人(令和元年10月1日現在)*2とすると、その4.1%は
東京の実態感染者数 57万1657人
80% 軽症者*3-1, *3-2 45万4326人
14% 重症者*3-1, *3-2(投薬で回復)*4 8万32人
6% 重体者*3-1, *3-2(人工呼吸器が必要)*4 2万7260人
1~2% 死者数*3-1, *3-2, *3-3 5717人~1万1433人

参考資料:
*1 https://webronza.asahi.com/science/articles/2020031300007.html?page=3
*2 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/10/31/06.html
*3-1 https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/who-china-joint-mission-on-covid-19-final-report.pdf
*3-2 https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-51783060
*3-3 https://twitter.com/akira_amari/status/1229919067944783874
*4  https://medium.com/@bigstone/only-containment-is-the-option-e689ba0b22ef

脚注:
†1 最も積極的に検査してきた国の代表例である韓国の感染率から計算。
†2 引用資料中、韓国の見かけの感染者数(感染者数/検査者数)が日本のそれより低いのは、韓国が世界で最も積極検査している国の一つで、無症状や軽症者も含めているからと考えられる。