2010年8月16日

緊急性の高い行政検疫

二億とか四千万とかをホイホイ「有効需要(=購買力平価に還元される需要喚起=民間への行政権からの投資)」率を考えずにつかいまくる脳髄抜けた市なので、いまさらながらだが、企業でいう外部監査のかわりに『行政費用診断士』みたいな制度をつくり、副市長(女性だから経済観念=損得勘定はあるだろう、という楽観予測に頼り切らず)の提出した行革案を費用面から客観的かつ公開されるデータの上で絶えず診断してもらうのがいい。これがないと、これまでみたいな経済効果とは無関係な衰退美化みたいな、しかもアホ高生のたまり場なうえ光合成吸熱効果のないコンクリ埋め公園とかに市税がばんばん使われてしまう。

おもに筑波から仙台間、遠くても栃木圏内にいる中小企業診断士とかの資格をもつ、研究所系の人物を議会で精査のすえ選び抜き、その行政予算の健全性診断をしてもらう方がいい。それほど遠くなくこの市の財政もいま国会でやんややってるレベルの大規模な陥没が明らかになる。ばらまきじゃないが、談合用のコンクリ系予算か意味不明なさきばしった光ファイバー幹線にウン億つかっても痛みどころか罪すら感じないのは、独裁者よろしくこの経費感覚が麻痺しているに等しい。麻生首相みたいなもので、百円稼ぐのがどれほど難しい仕事かも理解できないんだと思う。やはり育ちみたいなものがある。経済感覚のない首長は、今後の衰退市場下ではすこしも貴べない。いつ負けても文句はいえないのだ。

中国人富豪が観光まぎれに大金を落としまくるのを大口あいて眺めてる、みたいな方法論(いっちゃわるいがこれが県の現状の行政方法論だ。経済学面では正しいのだが、文化的にはどうか?)だけではいずれこの地域も中国化して終わる。いまの中国はとんでもないくにでぜんぜん尊重できないのはまともな判断をもってれば理解できよう。
 やはりさきごろのイングランドあたりの事情、あきらかに産業というか市場競争面での衰退はまぬがれてないが、文化や学術での名分から一定以上のpresenceを保つ、これしかこの規模の中小市に行政発展の道はないだろう。

はぎ○ろの人気取りぶりっこをみてると、あれはあれで問題がある。衆愚にこびてもはした金しかこない。そうではなく、長期的展開を考慮した文化学術的質を底辺レベルから高めつづけるほうがいい。じかには妹島和世氏みたいな一流の文化人を多数輩出する、といったところが目標だ。ほかの雑魚はふみつぶすしかない。ミニスカ高生とか。笑いものにすらならないし、そんなレベルのくずは穢土にいけば山ほど浮浪していてめずらしくもない。