2010年8月15日

図書生協のすすめ

市内にまともな書物がこない=教養度がおちつづける、というのは当然。
で、ヤマグチというところではエヌピーオーへトショカンそのものの経営委託をする、ってニュースがあったが、これよりさらにすすんだ考え方でしかも巧みなのは、「図書生協」をトショカン付属で設けることではないか?
生協会員には格安で売る。もしくは終日自由に資料コピーする権利を渡す。この会員からは一定の預かり金を毎月すこしずつ積み立ててもらい、その金利を運営資金にすることで量的売り上げに左右されない高級な書物も買い入れることができるはずだ。いわゆる大学生協とかでやってることを市の単位で行う。ばあいによっては茨大茨キリと相互提携してもいい。品揃えを交換条約みたいに連絡しだいでいつでも自由に流通させる。

問題はこれから出版そのものが電子図書化に入ってくというところだ。
だから市民営の図書生協にはダウンロード専用のホームページも設ける。で、ここから同じ様に格安でも新着の注文書や教養書を売る。

いわきの本屋もやばいらしく、漫画しか置いてない。しかしそれならますますまともな読者からみすてられる。どれだけ小金を稼ごうが本格的読書家にはあきれられてしまうだけだ。そして漫画自体も衰退産業だ。自業自得。伊達に勉強させてるのではない。人は生きている限り知識を求めるが、成長してしまえば低俗な娯楽はいらなくなる。映画という流行もそうなのではないだろうか? 4千万ちかくかけて観覧席を…いやなんでもない。クオーク