2011年4月7日

東電批判者の情報隠蔽癖

なぜか「情報開示」を東電へもとめつつ、この北茨城市長氏はちいとも自分自身の行政行為の情報開示はしない。単純に笑ってしまう振る舞いであるけれど。*1

どさくさに紛れて数十人も新しい職員を、しかも試験面接の有無があったかも明かさずあらたにとった。言うまでもないがその税金は「市民からの借り物」なのだ。借り物を勝手に(用途や目的不明なことに)つかっといて己がそとづらだけよくする。これはどんな悪習なのだろう?
 震災を期に、一気にいまの市長の心の内面が暴露されてきている。
それは自分自身が震災後一週間なにをしていたかも明かさない‘情報隠蔽’による自己都合のおしすすめという独裁者じみた業である。

震災後一週間、市長は市民の前に姿をあらわさなかった。本気で。
市庁舎内は指揮系統がないので混沌としており(じかに命令するトップの姿はないのだから当然だろうが)、本命の目的である市民奉仕など後手後手どころか逆に市井の市民は追い払う極悪辣加減が噴出していたのだ。悪政ここに窮まれり。普段の市民排斥の姿がかわるかとおもいきやそれが強調されまくっただけだった。普段の悪政はそのまま、危急時の最悪政にいたる、という実例だった。

この市政へもとめるのは、『最大級の行政情報透明化』だ。これは、現市長の性質にかぎってはやりすぎはない。あまりに開示しすぎて不安になるほど開示してようやく通常の水準となるだろう。たしかに。

 す で に な き 者 を 逆 な で 潮 風 よ

 ちなみにこのウェブログの情報は完全に開示してあり、隠し立てしようもない。情報しか書いてないので当たり前かもめだが。裏にはなにもない。すでに書いた文章以外なにもなさすぎて笑えるほどだが、笑い話ではない。いち市民のかもめぶった手記にすぎない。


ーーー
��1
汚染水関係の県関係者連盟の意見書参照。
ちなみに、こんな東電発表が4日づけであるが、真偽はこれへくりかえしの実験によるたしかめをくわえて判定するしかないはずだ。一般に、わたくし企業は公益より私益を優先するので、公害へは最小限の発表しかしていない可能性が高い。歴史をみかえせば国家すらそうな場合があるので当然だけど。
 ちなみに、政府はこんな感じの発表で1mSv以下だから大丈夫って大甘判定らしいけど、排出されてるのはたしかなのだから海の人や生き物には無意味ではない。継続して摂取さえすれば実質の健康被害がある点から追求しなくては。