2015年7月7日

環境都市化

環境にやさしい都市

ここで今まで述べてきたことをまとめて、私なりに、環境にやさしい都市とはどの様なものかをあげたいと思います。

1.モータリゼーションについて非常によく検討する。できるだけ使わないですむ様な都市計画と公共的大量輸送法を考える

2.都市づくりには、日本文化の伝統的な手法がある。自然との調和を基本的な計画にする。→安らかな景観。環境に無理のない処理。

3.その地区の歴史的文化を大切にする。

4.日常生活のスケール範囲をヒューマンスケール内におさめ、人間的な生活を営み、楽しむようにする。

5.日常生活のなかに環境問題に触れるような機会を持たせ、環境にやさしい市民づくりをする。(特にゴミ、緑、特産物等をとおして)

6.学校教育のなかに、その地域の自然・文化を含んだ環境教育を取り入れ、それを日常生活のなかで実際に参加できるように意識を高める。

7.市民の環境に対する意識を何かの実際の行動(action)を通して参加させ、意識改革させる。

8.市の施設は、全て環境的に正しいものを使い、そのことを職員・市民に認識させる。

9.最後に、市全体がリサイクルのシステムを持ち、また太陽・風等のエネルギー化を実践し、ゴミ・下水・工業ゴミ・排水等の再利用を行い、そのことについて市民にもしっかりした認識をもたせる。――「環境にやさしい都市づくり」

ここからも、新首都においては非モータリゼーションが主でなければならない。馬車または馬にのって、世界一の広さにされた偕楽園、の皇居から、偕楽園の一部にされた那珂川沿いの大規模緑地公園まで出られ、さらに大洗町と那須町まで、馬車道、徒歩道と区画された自転車道による帝都街道を通さねばならない。