2010年10月7日

定時制度の部分的復活

教育の任にある者の意図とはちがって、現実には高校単位制度はうまくいってない。早引けするのはみているとほぼ出来の悪いグループだからだ。

つまり、教育機関としては逆効果というか、出来の悪いグループをますます出来を悪くさせ出来る方は出来るだけ伸ばすしくみとなって機能してる。出来る方には最高だが、出来ない方にはたまったものではない。教育される機会がそれだけ減るから。

 この悪循環の側を改良するには、やはり学校のおちこぼしがちな部分に「定時制度」を再興させるべきじゃないだろうか。
真昼間からつがいで帰るみたいのを町中にほうりだす意図がわからない。それで校長なり教頭なり、まともな教育効果がえられると思ってるわけじゃあるまい。職務の怠慢だ。

中郷で子供をぶん殴った親は、定かじゃないがあの昼間っから派手なTシャツにみちばたで着替えてつがいで帰ってくグループの、以前の型の分派なのだろう。それは仕方ない末路にも見える。
 成績がかんばしくないことなど何でもない。つねに上には上がいる世界だ。全人類よりずっと賢い宇宙人もいるに違いない。重要なのは、すくなくとも「常識以上の知識」は学校の教科から得ることだ。そうすれば犯罪に手を染めるほどの悪さに陥る危険性をへらせる。将来、もう一度勉強したくなったときも再スタートでとる手間がなくなる。
法律は高等学校ではあまり教えないから現代社会科を除いてほぼ自学自習するしかないが、それでも独学で弁護士もいる訳だから道がないのではない。

 出来のいい方はあまり心配はいらない。これはおよそ間違いないだろう。グループになっても、かなり仲間内の風紀は高い方に保たれてる様にみえる。
道端へごみをすてるとかの初歩の悪徳もそっちのグループにはほとんどみられえないと思われ、部活へ熱心ぽいし気質も比較的いい。というか運動部に所属してる様なのは朝練してるかはしらんが、夜遅くまで鍛えられてるから悪習にそまってるひまもないか基本ありえないのかもわからない。運動部へは激務の練習を与えるほどいい。
文化部のひとらはめだたないからいるのかいないのかもわからない。もっと盛んにやれ。

あのおちこぼし帰宅部に軽音楽部みたいのへでも入らせて流行楽器でも弾かせれば少しはましになるかもわからぬ。しかし音楽の層は厚いから上達するかは不明だが、うるさいだけのバイクのマフラーに金かけてるよりはずっと文化的だ。
デコトラ運転手の親の指導なのかもわからないから、遺伝子へはなんともいえないが、親もラジオとかでそういう音楽なんかは聞いてるだろう。車やバイクの装飾は金だけかかるが見返りはほとんどない。狭い日本というのを真剣に考慮したらいい。中途半端な反抗ぶりは滑稽だ。
アメリカ西海岸の果てしない海岸線をグランジかけてハーレーダビットソン乗り回すサングラスのヤンキーと、この極東の東日本の小規模のこぢんまりした田舎町を公道二人乗りでブブブブブブとか音させて地元人に冷笑されるちっさい黄猿とではどちらがマヌケか。モチロンどちらもなのがかなしいところだが。

 あんま関係ないが、運動場にミクルとか落書きしてあっからやっぱりエドみたいなマンガオタクの層が隠れてかなりいるのかもしれない。そういうのは表面化してないが、こいつらも新手の不良債権なので注意がいる。いつの間にかコスプレなんちゃらほざきかねないし、ろくでもない漫画やアニメやゲームを成人後も買いあさって風紀を乱すからだ。
だからさっさと漫画を焼けと言ったのに。