2010年10月6日

下水道敷設にともなう行政の義務

関東極北まであの南蛮虫(通称御器被り)が出る様になったとは、関東全域に出没してしまう様になったということ。

しかしあれらが害虫なのは疑いない。平気で人の食事へまでたかってくるのだ。共生できよう筈がない。どれほど激減させても足りぬ。

 で、下水道というのを整備中らしいが、これは実は各戸の処理槽をいらなくしてしまうというイミでは、あいつらの汚水にみちた亜熱帯環境を絶好の繁殖場として地下に埋設するので逆効果だろう。海や川は綺麗っぽくなるかもしれないが、南蛮虫のバッコをゆるしてしまうのでくらしごこちが劇的によくなるのではないし、多少わるくなるくらいだろう。

今後の土木の命題は、「合併処理槽(汚水も排水も各戸で処理する)」を義務づけた上で、さらにそれだけを公共下水道に流す許可をとることだ。これをしないと少しも居住環境はよくならない。むしろどんどんと南蛮風習に染まらせ、野蛮になる。戦後の技術もそれだけしか進んでこなかったし、都市計画への配慮も足りなかったのだ。この為の費用は、いわゆる建設投資なので市債で補ってもできるだけ全戸に合併処理槽設置の義務に応じて全額補助しなければならない。これが下水道普及に伴う行政の義務だ。