2010年10月19日

再分配のほこさき

市内で下水道工事や路面舗装が進んでるみたいだが、思うに、もっと文化的な方面にも大胆に公共投資をはかってしまって全然いいと思う。ああいうのも一利あって不況時にはやらないよりはやった方がいいのだが、問題はその市債なり市税なりの再分配先が、土木作業員へ入って行くということだ。で、当然だがパチンコ屋だけが繁栄して終わる。

 自分のかんがえるのはできるだけ知識人・文化人といった層へ富の再分配が進む市財政の築き上げだ。要はむかしでいう雨情みたいのが貧窮するどころか、市内では多いに繁栄できる場所づくりが有用。

 で、それには文化方面への公共投資がいる。それは俳句あたりでも十分できる。俳句集をつくるのに市内から撰者を募りかれらの中へ再分配するなり、最近ははじまってるみたいだが講演するいば大なりいばキリなりの先生へもこの再分配をはかる。
あるいは身近で言って、市内の公共学校で市内の塾の講師をまねいて親子公開講演なり意見交換会なりをさせる。さらにいえば発明なり美術なりの展覧会でそういうすぐれた技をもつ人へ奨励金を与えるのでもいい。農林水産で最高の模範を一定額の助成で報奨するのでもいい。
 こうしていけば、市内では土木作業員の他の文化階層でも栄えていける土壌ができるだろう。かもめなり何なりと。で、飲み屋の店員からは深夜営業税の累進化が有効だ。

あとおもうのだが、パチンコへはもっと重い課税があってしかるべきだ。乱立と言ってもいい。駅前に一個あるとかならまだゆるせるが、いまの状態はひどい。特別な「パチンコ規制税」の導入が徳。