2017年10月28日

マンホール販売について

前橋市がマンホールふたを販売! 申し込み殺到、倍率最高40倍超

2017.10.28 13:21 産経ニュース

前橋市が使わなくなったマンホールのふたを販売し、注目を集めている。地域色豊かなふたのデザインを紹介する「マンホールカード」の人気が高まる中、下水道事業に関心を持ってもらおうと今夏、1枚3千円で10枚の購入者を募ると申し込みが殺到。全国でも珍しい取り組みといい、次回の販売も検討している。

 「反響の大きさに驚いた」と市水道局の担当者。売り出したふたは直径約60センチ、約40キロの鉄製で、市の花であるバラなどがデザインされている。

 今年8月にホームページで告知、市内では現物の展示会も開催した。ふたの販売は前例がなく、希望者がいるか未知数だったが、群馬県内だけでなく埼玉、愛知両県などから計193件の申し込みがあった。最も人気を集めたふたの倍率は40倍超だったという。

 抽選を実施し、当たった人に10月、市の施設でふたを譲り渡した。それぞれ車に積むなどして持ち帰ったという。購入者には転売しないとの誓約書を提出してもらった。

 北茨城市、茨城県も使用済みマンホール販売によって、汲み取り式便所の水洗式への改修費用など完全な下水道敷設に必要な設備への助成金にあてるべきである。