2011年8月5日

偏見報道への徹底報復

一昨日の時点で、日立製作所と三菱重工業の統合(結局、「事業の」統合しか合意してなかったわけで、経営についてのそれへのふみこみは早とちりした誤報だったと言っていい)ニュースは先ず共同通信社から発されたらしい*1。
 その後、拡散した。そして自分が見た例えば日テレ系列の夕方のニュース番組every.の放送になった。

この一連の動きを観察して分かったのは、記者クラブなるマスコミcartelを通した情報は特定の恣意的方向へ歪まされて出てくる、という真実だった。

 自分が見た日テレevery.では、客観視しても‘利益率の低いテレビの撤退をした日立製作所の経営が傾きつつあり、資本金の少ない軍需がメインの順調な三菱重工を吸収したがっているが三菱重工側はそのつもりがない’といったきわめて恣意的に歪められた、なかば風説に近い加工された情報が流されたのだった。当然これは嘘だ。経営規模でも分かるが日立製作所は電気機械関連事業として順調で過去最高益をあげた直後であり価格低落かつ過当競争で不採算な液晶テレビだけを外注したにすぎず、比べて三菱重工は国内ではシェアも低く戦闘機など事実上の隙間事業にしか適応していない。にもかかわらずそのニュースで切り取られていた映像は、この真実から目を反らさせできるだけ日立製作所を買収者として仕立てあげようとする完全におかしな場面ばかりだった。特に笑えたのはゆりかもめを三菱重工が納入したとかいう、そのニュースの構成では大手柄みたいにみせていた図だ。ならイギリス高速鉄道の受注はなぜ大手柄として放映せず、GEと共同受注にすぎない平和産業である原発をあたかも不実みたいにとりたてたのか。戦闘機とどちらが目的に良さがあると思っているのか、あの愚劣な日テレevery.の無礼者構成員は日製の真面目な平和への貢献の数々の歴史の前に、何度も何度も土下座せよ。
で、それら一切を見た自分は違和感から、記者クラブという組織を介した途端、すべて情報はある東京中心主義偏見で歪まされるというこの日本社会の絶対権力のありかに気づけた。
 最も奇妙だったのは、三菱という旧財閥全体のあしき体質の証でもあったが、「こっちはそのつもりはない」とでもいいたげな若い広報の態度と言動でありそれへ追従した日テレの(記者クラブを仲介したのだろう)報道姿勢であった。*2
当然だが単に水力の事業統合へも、事実上、吸収されたのは三菱重工側の弱体な事業所の方だったのだからきちんとした公正な目が保たれていれば、以前から軍需をやっているろくでなし三菱重工へ好意的に報道する理由など皆無でなければならずむしろその帝国主義と深入りしてきているあくどい不道徳政商癒着談合なりあがり下司野郎資本の部分的解体のゆえに大歓迎されねばならない。

これらから導けるのは、学歴選考による固定化した人事や少なくとも自分が見た日テレevery.の構成をしている社内の教養水準の低さ、並びに記者クラブの悪性ぶりだ。
 これらの悪の根を完璧に摘出し、完全にとりのぞくまで市民日誌者はありとあらゆる手段で偏見報道をする東京資本と死んでも戦い続けねばならない。
公正かつ客観な報道ができないならそれを虚構とはっきり銘打つべきで、あたかも真実かのごとく擬装しつつ東京中心主義でその利潤最適化へ市民を欺く罪はまったくもって看過しがたい。少なくとも自分は報道の正義の一員として日テレevery.ならびに記者クラブが滅亡するまでは決してゆるさぬ。
薩長と悪巧みのテロリズムで儲けようとした海援隊みたいな裏切り者軍需財閥の糞資本と一緒くたにしやがりそのうえ誤解をまねく偏見づけで、なんの落ち度もないばかりか一生懸命日本やその首都ふくむ世界の高技術へ貢献してきた日立と我々を不利にさせる歪んだ誤道をしやがったのだから絶対に、何があろうと敵である奴らをゆるしてはおけぬ。必ず何があろうと日テレevery.と記者クラブへは全滅の致命傷を与えねばならない。

―――
��1
共同通信社は財団らしく会社ではなく記者の協会として成立しているから、どの個人記者が、横浜で発言したとされる中西社長の言をひろったかは不明。しかし、出所もあやしい。しかも次の日の朝には承諾なしで、卑劣な偏向コメントの収録用に報道陣が社長宅へはりこんでいたのだから悪質な漏らしだったのはまちがいない。
この第一原因だった記者の個人名と所属や居場所も必ずあかさねばならない。この人物が第一の悪人なのだから、徹底してマークしてその悪習をあばき出すべきで、さもなくばこの悪人から複数筋が害をこうむるのが間違いない。高い確率として横浜支社あたりの共同通信社に属している人物だ。

��2
ちなみに、産業経済新聞(大阪発祥の、福沢諭吉の‘時事新報’系の新聞社)の記事だが、以下の引用のごとく否定的意見をあつめている。これはおそらく東京資本の一種とみなした敵対心からでているのだろう。かつ、わざわざトヨタ城下町で確証偏見な情報をひろっていることから、彼らサンケイ紙は大阪の資本、少なくとも関西系の資本へ親しむ傾向があるのだろう。相利の事業計画へも反発する意見をわざわざ集めるのはその地風・郷風か企業風土を示していると考えられる。

��~~
「何で今ごろ?」 統合協議に驚きと不安
2011.8.4 10:28

 日立製作所との統合協議開始を受け、愛知県内の三菱重工業の事業所に通う従業員からは、驚きや不安の声が聞かれた。

 空調などを生産する名古屋冷熱製作所(清須市)では、午前7時前から社員らが続々と出社。50代の男性社員は「数年前にも日立との経営統合の話があったが、折り合わずに立ち消えになったと聞いていた。何で今ごろなんだ」と驚いた様子で話した。また30代の男性社員は「テレビのニュースを見てびっくりした。原発事故の影響も関係あるのではないか」と言葉少なだった。国産小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を製造する大江工場(名古屋市)で働く40代の男性は「ピンとこない。組織風土の違いもあるだろうし、うまくいくのか」と顔を曇らせた。一方で「もっと大きくなって世界に打って出るチャンスが広がればいい」(30代の男性)と期待する声もあった。
��~~