2011年5月29日

首長と防災準備

公約についてだが、
まず現市長の新病院災害拠点化構想は、やはり間違いだと自分は思う。あそこまで行けるか? 大津波がくればあの道路は浸水する。だから行くのも容易ではないし、中郷辺や豊田木皿辺の市民はとてもではないがいけない。
それって、やはり現市長の一連の業だと思う。
もし新病院を以前の計画のまま二ツ島付近の高台にしてれば問題はなかったはずだ。それを無理に自分の家のより近くのキタコウ跡へひっぱりこもうとした以前の手が、まわりまわって今かれの痛手になった。ブーメランということだろう。
自らも市民の一人な以上、悪手は必ず市民へ返ってくる。

 で、松本氏の公約のうち、現市立病院の改修。これはまあ成立するのだと思う。その方が安上がりなのも間違いないはず。地震対策できれば、新型機械とか導入して機能がかえられればよい。
��もし豊田氏の方針で新しい病院をたてても、現市長の以前からの計画性をみてるとそれも50年で使い物にならなくなるはずだ。豊田氏の箱物系列はあまり長期間に実力を発揮するタイプではない。青少年の家が典型だが、大分がっかりさせる代物を建てる傾向がある。)
しかし、それとは別に、これは公約ではないからなんともいえないが災害拠点的なものを充実させるというのは必要ではあるだろう。それは公約されてないからどうともいえない。
一方いまの時点で映画やら芸術施設やらへ大金をつかおうってのが現市長なので、現市長がまじめに災害拠点づくりしようと高がしれてるというのも事前にわかる。あの江戸式半鐘で安心しきって、また実際の避難所へも間仕切りすら用意せず、そもそもどこでも避難先になるはず体育館を改修せずに放っておいて地震はありませんとか非科学なことほざいておき、市内blogなどでの監視者からの忠告を無視、いざ大地震起こってからは市民を受け入れられなかったのだから。
 これらをみると、再選によって豊田氏はかなり安心しきって手抜きをしていたか、そもそも能力が防衛者の水準に達していないかどちらかなのではなかったか。
だから松本氏の公約の方が、どっちかといえば実行力を備えているとみえる。市民は冷静に候補者をえらび、より市民の実益になる政策実行力をもつ側を首長に立たせるべきだと思われる。

 なにしろ、これから常磐沖で大地震の確率があると米サイエンス電子版でもはっきり予想されている。それは「ある」ことは多分間違いない。しかしいつくるかはわからない。だから余念なき準備をできる首長をたてねばならない、いますぐ。