茨城県民は、上流階級のみに支持と理解、共感をえればよく、そのためには芸術および学問の助成が王道である。うらをかえせば、下流階級からはむしろ、しられないまたはうとまれている方がのぞましいのである。すでに日本最大の研究学園都市はあるため、あとは芸術側への助成が必要なことがわかる。
また茨城県は、ばらのしろ県またはばらしろ県として雅名をつけ、ばらのイメージを強調すべきである。それは高貴なはなであると同時に、わが県における侵略者とのあらそいという、縄文と弥生のあいだでの悲劇の象徴でもある。またばらはイギリスやフランスという連合国がわではもっともこのまれ国花ともなっており、わかい世代に人気のはなでもある。ベルサイユのばらと、大規模ばら園がある県の茨城フラワーパークとの協働で高貴な印象をつくるべきである。古名からの推移は
むばら・うばら→いばら→ばら
北茨城市の美称については、きたばらしろし、きたのばらのしろし、などといいかえてもいい。