2023年1月18日

マスク着用の例外措置について

台湾や日本など東亜勢はコロナ禍の成績(低感染率)が欧米諸国より相対的によいが*1、その原因の一つにマスク着用率の差があるなら、欧米諸国の脱マスク主義に日本人を従わせようとする茂木健一郎氏、三浦瑠麗氏らは善悪アベコベの社会壊乱論者といえる。

 茂木氏は三浦氏を庇う形で、日本人一般のマスク着用率への執着が極端に過ぎると述べているが*2、集団間でマスク着用率の高さと低感染率に一定の正相関があると考える方が科学的なので、脱マスク主義を感染対策として或る国民単位で一般化してよいわけではない。

 マスク着用率が一般的に高い方が或る集団での低感染率を達成するのに一般的に好都合なのは明らかなので、死亡率の低い子供社会(例えば学校生活で、広い校庭にて遊ぶ状況)の場合や、アレルギーや肌の調子でマスク着用に不都合な症状を持つ者など、例外措置について緩和的対策を講じる事で十分である。

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1) 『要因Yについて』https://kitaibarakics.blogspot.com/2021/08/y.html
2) 『茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第3025回「マスク着用が感染防止に統計的に有意な効果があったとしても、それは唯一の評価関数ではない」』https://togetter.com/li/2051962