2019年1月8日

欧州の健康市場と納豆の輸出について

以下の日経産業新聞を引用したツイートで、納豆は欧州在住の日本人向けとしてのみならず、菜食主義者(vegetarian、ベジタリアン。野菜しか食べない)や純菜食主義者(vegan、ヴィーガン、ビーガン。動物由来の物を受けつけない)向けの市場をもっていることが示されている。新たな健康志向の食品として欧州のベジタリアン・ビーガン市場を自主的かつ広範に開拓するという貿易革新は、納豆のおそらく世界最大の生産地として、また国内で最高のブランド価値を持つ立場からも、県内の関係各者が率先してまねるべきことだろう。
 単に市場開拓という意味のみならず、心理学において一度ついた負の印象(レッテルやスティグマ)を拭い去ろうとするより、新たなつきあいを求めた方が効率的という立場からは、もはや茨城県民一般が、茨城を低く評価したり、安く買い叩こうとしたり、危険施設をおしつけてきたり(どの党かはいうまでもないが)、差別してくるおろかな他日本国民と積極的に交わる利益も義務も余りないのではないだろうか。わが県の特徴を高く評価する人々との交際を、販路においても海外全てに視野を向け次々開拓した方がわが国の為でさえある。愚民相手にすべからず。