ハイカルチャーに属した芸術を主とした情報業、またサブカルチャーを含めたIT産業を茨城に積極的に集積する事が、わが県の永続的発展に鍵となるだろう。コメ生産性の高い場所は人口減少する傾向があるが、これは工業についても半ばあてはまる。農は機械化の為に従事者数を減らし、工も芸術を除けば半ばそうだが、需要が無限であるため生産性の向上が無限の分野では、人手が限りなく必要となる。つまり商業系は人口増大を伴うが、農工業が近隣に欠けている時は地価・物価上昇を伴い、生活程度が低下する。つまり東京圏は人口増大に不利であり、茨城圏は有利である。芸術及び情報に関する商業、要するにコンテンツ産業をわが県に密集させていくのが今後の筋道である。