http://www.inosenaoki.com/blog/2012/04/post-81a9.html
以上のURL先の記事によると、東京都庁は各フロアごとに分けて近くの別の発電源と分散させていくらしい。
これとおなじことは、おおくの公共機関、特に防災機能をもっている基盤施設で必要。まねるしかない。
すくなくとも経験則とみても、このあいだの大震災で1週間程度の停電がおこったわけだから東電の後身だけにたよっていると致命的になりかねない。
1つの電力源だけにたよっているとそれがおそらくローテクでないほど(多くの連鎖的な手間がかかって複雑なほど)、危機に可塑性を発揮しにくいことが、おおきな災害でわかってくる。
できるかぎり多重に電力源を分散させてそれぞれが連携的につかわれる様にした方がいいのだろう。
消防署とか病院とか行政府の庁舎はこのしくみをつかうしかない。
しかも、できればおなじ施設でも致命的な施設だけは必要最小限の分量を自力で発電できなければならないだろう。
「多元分散型の電力源」。あるいは電力以外でも普段からそれが基盤的なほど、情報にわたるまでこのしくみがきくのかもしれない。
この市内にかぎっていうと、かりにうみべに防災無線をもうけようと、ほかにも防災ラジオをつかってまで多重に防護をおこなう方がいいし、すでにある半鐘もなんらかの場面でつかえる可能性があるので放棄するよりは維持していく方がいいのだろう。
特に、ラジオは災害時以外でも市報とかなんらかの情報伝達、宣伝とか、あるいは市議会中継(これはネットラジオでも可能)などかなりねばりある使い道のできる機械だから、配布してあった方がいい。
��いまの時点で大量に購買して1個100円以下くらいになっているのではないか。5万人の市民全員にくばっても500万円程度ですむはなしになる)
日立市は防災ラジオをつかっていたので普段も広報がしやすいのだろうし、緊急時もそこから地域に密着した死活的な情報をあたえていた、みならうべき優等生とおもった方がいい。ラジオ局そのものは高萩市のそれと代替的に契約・交渉すればいい話だろう。