2012年4月18日

都庁の電源対策

以下引用
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2012年4月 6日 (金)
災害時の司令塔になる東京都庁舎は非東電の電力供給体制でリスク分散する。初めて公開した地下の現場。

 災害時の司令塔になる東京都庁舎の電力供給体制のリスクを分散するため、電源の一部を250メートル離れたパークハイアットホテル(52階建て)地下の東ガス系の「新宿地域冷暖房センター」から供給することにした。

 1枚目の写真は都庁へと通じる地下の熱供給の配管。地下発電所から供給されるのは冷暖房の蒸気と冷水だけだったが、これからは電力も供給してもらうのだ。


 2枚目の写真は都庁の地下。そこまで配管が来ている。送電線もこの配管の近くに設置してパークハイアットホテルと都庁を結ぶのである。



 パークハイアットホテル地下7階に巨大なガスタービン・コージェネレーション発電機(2基合計8500kw)やボイラーが冷水管などで連結されて複雑に入り組んだ構造物を形成している。

 地域冷暖房施設は西新宿で22本の高層ビルに熱供給をするために計画的な都市計画でつくられすでに40年稼働している。地域冷暖房は蒸気を使うのだが、蒸気をつくるために発電機も当然備えている。

都庁舎は1万1000kWの電力を使っているが東電の値上げのために9500kW に契約を下げ電気料金を3000万円安くさせた。

さらに災害時の安定的な電源確保策として、地域冷暖房センターの発電設備からも順次電源を調達し、多元化させる。

 まずは今年12月に3000kW、2015年までにさらに3000kW増強し、9500kWのうち3分の2を非東電にリスク分散できる体制にする。

 3枚目の写真。都庁2階のフロアーでぶら下がり会見。


「エリアごとに生き残れるようにすることが、原発事故から得た教訓である」
2012年4月 6日 (金)

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http://www.inosenaoki.com/blog/2012/04/post-81a9.html より