2022年10月29日

世界一美しい町と世界一美しい市

自分が0才から暮らしていて、世界中の色々な街をみておもうのは、北茨城の最大の長所は、全体としてとにかく美しい町だという事ではないか。

 自然の繊細さは暮らしている者なら日々確実に感動しているとおもうが、町の作り自体が、特に磯原市街地は、童謡の町の着想で貫かれていてとてもよくできている。補修でまっさらに塗ってしまって以前はあった童謡世界の路面装飾が消えてしまった、といった事は、大変残念というべきだと思う。

 世界中の色々な所に美しい町がある。それらを参考にして、優れた所をまねながら、茨城県に貢献する意味でも、「世界一美しい町」を目指す事なら簡単に世界一をとれそうに思う。勿論簡単とはいえ全世界の人々がひとりのこらず確信をもち断言するまでいくにはかなりの努力を要するかもしれないが、おそらく未来に於いて実現可能と自分は直感する。
 すくなくとも現時点で、自分の目にはもう世界一美しい町といっていいのだが、それをさらに向上させていけばいいだけなので、全く苦労なくできそうにおもう。それは自分が死後も続いていくだろうし、想像のかぎり半永久に永続する市の経営方針として最もふさわしいだろう。自分達に向いたことに全力を使えば、世界のすべての人々、全生命に最も貢献する事になるだろうし、県内外の人々からわが市に最も良い反応が返ってくることもまた確実だろう。

 五浦界隈は景勝地としてもう十分よくできているとおもわれるが、あとは中郷駅の周辺をうまくつくりさえすれば、あるいはむしろ「すでに綺麗な自然を完全に保護して、行政が下手に開発せず一切手をつけない」という意味で花園地区を商業的な観光道路の開発などせず大切に守りさえすれば、またそれらを必要な限度で適宜つなげさえすれば、東西南北まですべてが圧倒的に美しい市域とする事ができるだろう。
 もっぱら、最も完成度が高い磯原市街地を世界一美しい町の着想に向かってつくりつづけていけば、そこを中心にして全市域も「世界一美しい市」とすることができそうにおもう。

 結局、最初からある自然がおそらく世界一繊細で美しいといった特徴をもっているので、その周囲に町を作っていけば、闇雲に自然破壊をする様なよほど愚かな事さえしなければ、ひとりでに世界一美しい表情が出てくるのは当然ではなかろうか。ということは、自然美を生かす様な調和的人工物の作り方という点だけで、世界各国各地のよくできた美しい町・市を参考にすべきなのだろう。