2013年10月12日

茨城高品位論

 茨城人はその日本あるいは世界でもっともたかい品位をまもり、うながすべきで、衆愚の低俗さにこびるべきではない。大衆は無理解であり、町人文化を延長させたいやしい東京偏見にまみれており、東京資本が発信する商業主義的な東京ジャイアニズムのマスコミに洗脳されているにすぎない。東京と茨城をくらべれば、自然・文化・都市・歴史そして伝統、どれをとっても茨城の方がはるかにすぐれ、はるかにうつくしく品位の高い自治体であるのがあきらかだから、われわれはむしろ、水戸徳川家の貴族的な功徳によって大衆の侮蔑すべき悪趣味からまもられていることに感謝すべきである。われわれのもっている真の魅力つまり品位は、このくにでさえ皇族はじめ一部の王侯貴族にしられるのみであり、かつ低俗な労働者のあつまりとなったスラム化しつづける東京との原則的なすみわけのために、没落していく東京をこのむ無知きわまりないひとびととは対称的に、ますます高貴化がすすむであろう茨城の世界史的勝利を予言しているといえよう。大衆や東京人が丁度そうである様に、いくらむれを形勢したところで、衆愚のもつおろかさあるいは誤解というものはかれらを自滅させる原因で、かつ、皇族や貴族・教養人をはじめたったひとりによるものであれ真の理解は、かれらの地位や身代を上昇させていく原理だから。